【完】イケメン生徒会長は俺様!?
ピーンポーン



10時ちょっとすぎに、玄関のチャイムが鳴った



「あっ、来たーっ」



あたしは急いで玄関に向かい、玄関を開けた。



「やっほー美綺!!久しぶり♪」



「美綺ちゃん久しぶり。元気だった?」



「こんにちは美綺ちゃん」



「よっ、久しぶり」



玄関を開けると、みんながニコッと微笑み玄関に立っていた。



「みんなぁ、久しぶり!元気だよぉーっ」



あたしはそう言うと、ニコッと笑った。



「元気そうでよかった」


茉衣がニコッと微笑み言った。



「うん。みんなも元気そうだねーっ」



「おー元気元気!!それより、美綺ちゃん具合大丈夫?」



啓悟君が首を傾げて言った。



「うん。大丈夫」



あたしは自分のお腹を擦りながらそう言った。



「お腹、結構大きくなってきたねーっ」



和葉ちゃんが大きくなってきたあたしのお腹を見て、そう言った。



「うん」



「今何ヵ月くらい?」



茉衣が不思議そうに言った。



「もう5ヵ月くらいかなぁ」



「そうなんだぁ」



和葉ちゃんが言った。



「あっ、みんな暑いでしょ?どうぞ!入って入ってーっ」



「うん。お邪魔します」


みんなは家の中へと入った。



「あっ、美綺!これお土産。生徒会長と一緒に食べてね♪」



茉衣はそう言うと、ケーキの入った箱をあたしの前に差し出した。



「うん。ありがとう!」


あたしは箱を受け取ってニコッと笑った。



「流二ー。久しぶり!」



そこに面倒くさそうな顔をした流二が現れた。



「……よっ」



流二はジーパンのポケットに手を突っ込んでいる


「なんだよ!久しぶりの親友との再会だぞ?もっと喜べよ!」



啓悟君はそう言うと、流二の肩を叩いた。



「お前の親友になったつもりはねーけど…」



流二はそう言うとポケットから手を出して、頭をポリポリと掻いた。



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