【完】イケメン生徒会長は俺様!?
あたしはそう言って苦笑いした。



「そっか。じゃあ頑張らないとな」



流二がニコッと微笑みそう言った。



「うん」



そして、食堂でお昼を食べた。



お昼を食べた後、部屋に戻った。



なんか、家に居るのもつまんないなぁ…。



生き抜きに、散歩でもしてこようかな。



たまにはいいよね?



あたしはそう思い、部屋を出て流二の所へ行った



コンコンッ



部屋の扉をノックした。



「はい。どうぞ」



「流二、入るね」



あたしは部屋に入った。



「どうした?」



流二は机の上で勉強しているみたいだった。



「あっ、ごめん。……勉強してた?」



「いや大丈夫。それより、どうした?」



流二が体をあたしの方に向けた。



「あっ、えっと……ちょっと生き抜きに散歩でもしてこようかな?なんて思ってさ」



あたしは少し遠慮がちに言った。



「散歩?じゃあ一緒に行こうか?」



流二はそう言ってニコッと笑った。



「ううん、大丈夫。流二は勉強しててもいいよ」



あたしはそう言って苦笑いした。



「いや、俺も行くよ。美綺になんかあったら大変だろ?それに心配だし」



流二はそう言うと立ち上がり、ニッコリ笑った。



「うん。ありがとう」



「気にすんな。行くぞ」


「うん!」



あたしは笑顔で頷いた。



そして家を出た後、流二の腕に抱き付いた。



流二はそんなあたしを見て優しく微笑んだ。



「どこ行きたい?」



流二があたしを見ながら言った。



「流二と一緒だったら、どこでもいいよ」



あたしをそう言って更にギュッと抱き付いた。



「うーん……じゃあ海、行くか?」



流二が言った。



「え?海?」



あたしは流二を見た。



「ああ。行くか?」



「うん!」



あたしはニッコリ笑った


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