【完】イケメン生徒会長は俺様!?
「ただいまーっ」



リビングに居ると、美綺が帰ってきた。



「お帰り美綺」



俺は美綺が居る玄関へと向かった。



「あっ、ただいま流二。居たんだ?」



美綺は俺の所に駆け寄ってきた。



「おーっ。美綺に置いてけぼりにされたけどな」



俺はそう言って美綺にデコピンした。



「痛っ!!なにすんの!?」



美綺はおでこを抑えた。



「俺を置いてった罰だ」



俺はそう言ってニヤリと笑った。



「置いてった訳じゃないよ。茉衣に無理矢理連れて行かれたんだもん」



「あっそうですか」



「そうなんですよぉ」



美綺は唇を尖らせて部屋に戻って行った。



「美ー綺」



俺は美綺の後を追った。



「なに?」



美綺は俺の方に振り返った。



ちゅっ



「なっ、なんでいきなりキスするの!?」



美綺にキスしたら、美綺は顔が赤くなった。



「俺がしたかったから」



「もう!流二のバカッ」


美綺は部屋に入って行った。



「フッ。可愛いヤツ」



俺も部屋に戻った。



「ふう…」



俺はベッドにダイブした



―――――…



コンコンッ



ベッドの上に居ると、部屋の扉がノックされた。



「流二、居る?」



俺はベッドから起き上がり、部屋の扉を開けた。



「どうした?」



「あのさ、ちょっと分からない所があるから教えてくれない?」



美綺はノートを俺に見せてきた。



「おーっ。いいぞ?」



「ありがとう」



そして美綺に勉強を教えた。



「これさ、ここの単語あるでしょ?」



「ああ」



「この単語が、この文章のどこに入るのか分からないんだよね」



美綺は単語の部分を指指した。



「どれ?ああ。これはここの文章をよく読めば分かるぞ」



「えー?分かんないよ!!」



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