【完】イケメン生徒会長は俺様!?
「そっか」
「ごめんな」
「ううん。忙しいのは仕方ないからしょうがないよ」
「なんか俺、カッコわりーな…」
俺はそう言ってため息をついた。
「そんなことないよ。ちゃんとあたしのこと心配してくれてるじゃん…」
「まぁ、そりゃあ当たり前だけど…」
「もうあたしはそれだけで充分だよ。ありがとう…」
「お、おーっ」
「流二は全然カッコ悪くなんかないから、安心して」
「ああ。ありがとな」
「うん。あたしこそありがとう……パパッ」
「え?」
パパ?……うわっ、なんか嬉しい。
パパか……俺ももうすぐパパになるんだな。
なんか、全然実感ないけど。
「じゃあ、もう遅いから切るね」
「ん?ああ」
「今日はイロイロ聞いてくれてありがとう」
「ああ」
「流二も、頑張ってね」
「ああ」
「ムリはしちゃダメだよ」
「分かってる」
「ならよかった」
「美綺もムリだけはすんなよ」
「うん、分かってる。じゃあまたね」
「おーっ」
そして、電話が切れた。
俺はケータイを机に置くと、ベッドにダイブした
「はぁ…」
さっきの言葉が頭に浮かんだ。
"パパ"
そうなんだよな…。
俺、もうすぐパパになるんだよな…。
なんか、全然実感ない。
だけど、今まで考えたこともなかった。
俺が父親になるなんて。
だから、今すごく新鮮な気持ちだ。
父親の顔もまともに覚えてない俺だけど……実際、もうすぐ父親になる訳で…。
実感沸かないけど、子どもが産まれれば少しは父親らしくなれるかな?
だけど、いい父親になりたいと心の底から思う。
初めて出来た家族を、この手で幸せにしたいと思ってる。
ゆっくり、ゆっくりでいいから…。
「ごめんな」
「ううん。忙しいのは仕方ないからしょうがないよ」
「なんか俺、カッコわりーな…」
俺はそう言ってため息をついた。
「そんなことないよ。ちゃんとあたしのこと心配してくれてるじゃん…」
「まぁ、そりゃあ当たり前だけど…」
「もうあたしはそれだけで充分だよ。ありがとう…」
「お、おーっ」
「流二は全然カッコ悪くなんかないから、安心して」
「ああ。ありがとな」
「うん。あたしこそありがとう……パパッ」
「え?」
パパ?……うわっ、なんか嬉しい。
パパか……俺ももうすぐパパになるんだな。
なんか、全然実感ないけど。
「じゃあ、もう遅いから切るね」
「ん?ああ」
「今日はイロイロ聞いてくれてありがとう」
「ああ」
「流二も、頑張ってね」
「ああ」
「ムリはしちゃダメだよ」
「分かってる」
「ならよかった」
「美綺もムリだけはすんなよ」
「うん、分かってる。じゃあまたね」
「おーっ」
そして、電話が切れた。
俺はケータイを机に置くと、ベッドにダイブした
「はぁ…」
さっきの言葉が頭に浮かんだ。
"パパ"
そうなんだよな…。
俺、もうすぐパパになるんだよな…。
なんか、全然実感ない。
だけど、今まで考えたこともなかった。
俺が父親になるなんて。
だから、今すごく新鮮な気持ちだ。
父親の顔もまともに覚えてない俺だけど……実際、もうすぐ父親になる訳で…。
実感沸かないけど、子どもが産まれれば少しは父親らしくなれるかな?
だけど、いい父親になりたいと心の底から思う。
初めて出来た家族を、この手で幸せにしたいと思ってる。
ゆっくり、ゆっくりでいいから…。