【完】イケメン生徒会長は俺様!?
「ああ。甘いもん食うと気持ち悪くなる」



流二はそう言うと、クレープを大きく頬張った。



「ふーん」



こんなにおいしいのに。



「よし、これ食ったら帰るぞ」



「うん」



そしてクレープを食べた後、手を繋いでそのまま家に帰った。



「ふう……疲れたぁ」



家に帰ったあたしたちは、リビングのソファーに座った。



「あー楽しかった」



「そっか」



「うん。またデートしようね」



「ああ」



流二はニコッと笑うと、あたしの頭を撫でた。



「ウフフッ」



「なんだよ」



「ん?幸せだなぁと思ってさ」



「そうだな」



「あっ、今日の晩ご飯なににしようか?」



「カレー食いたい」



「カレー?うん。分かった。じゃあ、日の晩ご飯はカレーね」



「おーっ」



「よーし。じゃあ早速準備しようっと」



あたしはキッチンに行くと、早速準備を始めた。



―――――…



「おいしい」



よし、うまく出来た。



「流二、ご飯出来たよ」



「おーっ」



「はいどうぞ」



あたしはカレーを盛ったお皿を、流二の目の前に置いた。



「サンキューッ。おっ、美味そう」



流二はそう言ってニコッと笑った。



「さっ、食べて食べて」



「おーっ、いただきます」



流二はカレーを口に入れた。



「うん。うまい」



「ほんと?よかったぁ」



「マジうまいよ」



「ありがとう」



その後、二人で話をしながらご飯を食べた。



「ごちそうさま」



「はーい」



「うまかった」



「よかったぁ。じゃあお風呂入って来ていいよ」



「おっ、サンキューッ」



そして流二は部屋に戻り着替えを持つと、そのままお風呂に入った。



その間、あたしは食器を洗った。



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