【完】イケメン生徒会長は俺様!?
「いただきまーす」
ケーキをパクッと食べた
「うーん。おいしい」
ケーキサイコーだよ。
「美綺はほんとになんでもおいしそうに食べるのね」
お母さんが紅茶を啜りながら言った。
「そう?」
首を傾げた。
「えぇ。美綺は昔からあんまり好き嫌いがない子だったから、育てるの楽だったわーっ」
お母さんがケーキを食べながら言った。
「え?ほんとに?」
初めて聞いた。
「えぇ」
「そうなんだぁ、意外」
「まぁね。もっとも美綺は、昔からなんでも食べてたから」
お母さんがそう言ってフフッと笑った。
「ふーん」
なんか意外すぎてびっくり。
「ほんと、時間が経つのは早いわねーっ」
「え?」
お母さんをジィーッと見つめる。
「美綺はあんなに小さかったのに、今はこんなに大きくなっちゃって。しかももう1児の母親だもの」
「うん…」
確かに、時間が経つのは早い。
つい最近高校に入ったのに……気付いたらもう卒業してて、しかも子どもも居るんだもん。
なんだかすごくあっという間だったなぁ。
で、今のあたしは毎日育児してる。
最近美紅のことを見る度に、母親になったんだなぁってつくづく実感するようになった。
ただ家事と育児に追われてるあたしは、流二と過ごす時間がすごく短くなったなぁと思う。
今まで毎日ずっと一緒に居たのに、今は二人で居る時間すらない。
育児が大変なのもあるけど、きっとお互いすれ違ってるからなんだと思う
流二は仕事してて、あたしは毎日育児をする。
それがいつもの日常って感じで、恋人というより最近は"家族の一員"としか見られなくなってきた
多分、流二もそうじゃないかなぁと思う。
仕事が忙しいせいか最近は帰りが遅くて、まともに二人の時間を作れていない。
やっぱりドキドキしたり、キュンってしたりすることもあるけれど。
ケーキをパクッと食べた
「うーん。おいしい」
ケーキサイコーだよ。
「美綺はほんとになんでもおいしそうに食べるのね」
お母さんが紅茶を啜りながら言った。
「そう?」
首を傾げた。
「えぇ。美綺は昔からあんまり好き嫌いがない子だったから、育てるの楽だったわーっ」
お母さんがケーキを食べながら言った。
「え?ほんとに?」
初めて聞いた。
「えぇ」
「そうなんだぁ、意外」
「まぁね。もっとも美綺は、昔からなんでも食べてたから」
お母さんがそう言ってフフッと笑った。
「ふーん」
なんか意外すぎてびっくり。
「ほんと、時間が経つのは早いわねーっ」
「え?」
お母さんをジィーッと見つめる。
「美綺はあんなに小さかったのに、今はこんなに大きくなっちゃって。しかももう1児の母親だもの」
「うん…」
確かに、時間が経つのは早い。
つい最近高校に入ったのに……気付いたらもう卒業してて、しかも子どもも居るんだもん。
なんだかすごくあっという間だったなぁ。
で、今のあたしは毎日育児してる。
最近美紅のことを見る度に、母親になったんだなぁってつくづく実感するようになった。
ただ家事と育児に追われてるあたしは、流二と過ごす時間がすごく短くなったなぁと思う。
今まで毎日ずっと一緒に居たのに、今は二人で居る時間すらない。
育児が大変なのもあるけど、きっとお互いすれ違ってるからなんだと思う
流二は仕事してて、あたしは毎日育児をする。
それがいつもの日常って感じで、恋人というより最近は"家族の一員"としか見られなくなってきた
多分、流二もそうじゃないかなぁと思う。
仕事が忙しいせいか最近は帰りが遅くて、まともに二人の時間を作れていない。
やっぱりドキドキしたり、キュンってしたりすることもあるけれど。