IcePrincess
「後輩がいきがんなよ?
生きたきゃ平穏に暮らせる方法考えな」
ひかりが1年に言った
「殺れ」
「はーい!」
久しぶりの命令に純は嬉しそうに笑った
「ざけんなよ!俺が1年の忠犬なんかに負けるかよ!」
最初はほざいてた俺も純に全く歯が立たなかった
「おい、1年。弱いくせに強がんな」
「ひかりさーん!こいつめちゃ弱いっスよ!俺超ーつまんない!」
「うっせー、行くぞ」
「はいはーい!」
1年はボンヤリひかりの後ろ姿に見とれていた
自分よりかなり小さい相手の背中が自分より全然大きく見えた
「もう来てるっスかねー?迎え!」
「来てなかったら帰る」
「あはー!いつにも増して我が儘!」
「あぁ?」
「いやん怖い!」