IcePrincess




車の中は笑いが絶えることはなく、誰かしら笑って誰かしら笑わせて和やかな空気だった




「おーらついたぞ!ガキども」



何時ものバカ4人は一目散に車から飛び出した


「ひかり早くー!」



「おー」


ひかりは譲が弟のようで可愛いかった



「おいひかり」


「あ?何だよ」



「お前には話しがある、譲と戯れんのは話しが終わってからにしろ」



「はいはい」



氷吾の後についていくと、また新しい部屋を見つけた



そこは今までの真っ白な部屋と同じだけど、何時もはみんな寄り付かない


初めて見た部屋だった





「この部屋は基本的に俺の仕事用の部屋だ。
いつもは誰もよらないし入らない」



「私なんかが入っていいのかよ?」



「「なんか」って言葉は使うな、お前だから入れるんだ」








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