IcePrincess
氷吾の言葉はいつもひかりの心を暖かくする
氷吾はひかりを認めて、ひかりも、氷吾を認め始めていた
「突然で悪いな」
「いや………」
「お前には、言っておきたかった」
「あぁ」
「竜樹は俺を拾ってくれた、竜樹のおかげで俺は今ここにいる。
今俺としていられるのは竜樹のお陰だ。
奴らだってよくわかってる。
俺らは何もかもを竜樹に教わった、だから俺達の全ては竜樹だ。」
「あぁ、だから何だよ」
「竜樹は言葉にはしないがその優しさや行動力は言われなくても教わってる。
そのせいか、俺はお前を放っておけない。」
ひかりの中で何かが動いたような気がした
「これからもきっと放っておけないだろう。
だから今から言っておく。
俺達の仲間になれ」