IcePrincess




「離せ、触んなっつってんだろーが!」


バッと右肩を後ろに引きひかりの肩から男の手が離れた。



「また先輩は厄介事が好きなんスから!」


「………殺れ」



「了解っス!」


純の目付きが変わって戦闘モードになった。



いつもならすぐに終わってしまう純の戦いだけど今回は違った。


2人で多勢を片付けただけあってあのバカ2人は強くてさっきの男も偉そうだったなりに強かった。



軽く純が手間取ってるのが見てわかった


ひかりがケータイを取り出して電話をかけようとした


「駄目っスひかりさん!」


「よそ見してんぢゃねー!!」



純は一発くらってしまった。

「チッ!クソ野郎どもが」


純がキレた……………

………………らしい。




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