IcePrincess




「また帰り迎え来ますねー!」


「来んな」



ひかりはそれだけ言うと教室に向かった。




自分の席でケータイをいじるいつものことだった



「河原崎さん、ちょっといいかな?」

ひかりに声をかけたのは顔も知らない女の子5人だった


嫌な予感しかしねーな



それでもひかりは女の子達に付いて行った。






連れて行かれた場所は定番とも言える体育館裏



ひかりはもちろん初めて来た場所だった




「あんた…………、石館くんとどういう関係なの?」


今まで関係何て考えたことが無かったからそんな"関係"を答えられなかった

「…………犬と飼い主?」


「ふざけんぢゃないわよっ!!」




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