IcePrincess




「おい、人ん家で何やってんだぁ?」


「……あ……あんた!」




振り向いた不法侵入者は叔母さんだった。


ひかりの義理の母だ




「何であんたがここにいんだよ?」


「はっ!あんたこそ学校はどうしたの?一応母親なんだから来たって問題無いでしょう?」



「んな時ばっかり母親ずらすんぢゃねーよ!」


こんなに熱くなったひかりを見たのは純も初めてだった



「何かしらその口の聞き方!
清子さんに教わらなかったのかしら?」


「テメーみてーなクズに使う言葉なんて教えてもらってねーなぁ!」



「まあ!すぐに敦さんに連絡しないと」





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