IcePrincess





氷吾はズカズカと寝室に入って行った


ひかりは布団の上でうずくまっていた。


「おい、大丈夫かよ?」


「…………………」


「シカトでもいいけどよ.
話しはちゃんと聞けよ」


























「俺んとこ来い」



「……………は?」


「あの家でみんなで暮らすぞ」



「無理つか嫌だ」



「何でだ?」


「男ん中で暮らせるか」


「誰もテメーになんて手ぇ出さねーよ」



< 59 / 111 >

この作品をシェア

pagetop