IcePrincess





ひかりはどのくらいたったのかわからず、ずっと茫然としていた。


正気が戻り気付いて部屋を出たら


純と満月と冬弥と譲だけが残っていた




「あいつらは?」



「………ひかり氷吾に何か言った?」


満月は心配そうだった


「ひかりも母親のことでいろいろあるみたいだけど、氷吾も母親に対しての傷は深いんだよね……………」



「…………私は、氷吾が………裏切られて、捨てられて、殺されそうになったって。」



「ひかりが聞いたの?」



「氷吾が話し出したんだ。
私が母親に対して腐った感情持ってるっつったら」




「きっと氷吾は同じようた立場のひかりをほっとけなかったんだよ」









< 63 / 111 >

この作品をシェア

pagetop