IcePrincess




「……………っお前なあ!」



「おい氷吾。」


ひかりは宗の話しに聞く耳を持たなかった。



「あぁん?」



「心弱ぇーくせに私の重荷背負ってんな」



氷吾の目は男からひかりに変わった



「テメーに俺の何がわかる?」







「わかるわけねーだろ」



「おい、ひかり!!」



氷吾はひかりの胸倉を掴んで持ち上げた、



ただでさえ小さいひかりは氷吾が持ち上げると簡単に地面から足が離れた



「何もわかんねーやつが口だしすんなよ?」



氷吾の腕が勢い良く上がった




「氷吾!相手は女だぞ!?止めろ!」


宗は氷吾の前まで飛び出して氷吾の腕を掴んだ





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