IcePrincess
トボトボと歩いてたどり着いた場所は――…………
…………………―――あの家だった。
幸せだった家族、
幸せに見えた家族。
壊れた家族、
消えた笑顔に―…………消えた光。
氷吾はボーッと家を見つめてどうしようも無い気持ちにムカムカしていた。
そこに1人のお爺さんとお婆さんが来た
2人で花束を抱えて家の角に花束を置いてお婆さんが
…………………泣いた。
「……………そうか…………、
泣けばいいんだ。」