IcePrincess




「学校ダルイっスねー!サボってデートしません?」




またふざけた態度の純。


どうせ死ねだとか親父にチクるぞだとか言われると思っていた




「いいよ、そのかわり私に付き合え」





「まぢっスか!?ヤッターイ!」




喜ぶ純を横目で見てスタスタと来た道を戻り始めた。




「で?ひかりさん、どこ行くんですか?ラブホ?ゲーセン?」





「死ね」




「えぇー!ぢゃあ何処っスかー?」






無言で歩くひかりが止まった場所。




「家かよっ!」





「……文句……………ある?」




「無いでス!」




普段どうりに部屋に入って寝室に入って













…………………寝た。











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