IcePrincess





ガタッと氷吾が立ってひかりの方にドスドス歩いた





みんなの顔は焦りと不安。




「誰に向かって口きいてんだ?」




「氷吾。他に誰がいんの?」



ひかりの挑発的な態度に氷吾の眉がピクリと動いた




ひかりの胸倉を掴んでイカニモ殴り掛かりそうな氷吾





「何で今日来なかった?」





「だから寝てたっつってんだろーが!!」





「テメー最初から来る気無かっただろうが?」




…………バレてるし。





「行く意味がわかんねー」





「意味なんていらねーよ。
俺が来いっつったら来い」





「ざけんな!テメーね我が儘に構ってるほどヒマぢゃねんだよ」














< 96 / 111 >

この作品をシェア

pagetop