distortion
「おーい、ごっちゃん?どうした?」

「あ、ごめんな。何でもないから…」

「そう?」


デカい目が心配そうにこっちを見つめている。

ったく、そんな表情は好きな奴にやってくれよ。




コイツと俺の出会いって確か約一年前。





出会った頃の話。

良かったら聞いてみる?

まさか自分でもこんな事やるなんて想像つかなかったから。


まあ、大して面白い話でもないけどさ。
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