猫耳ぱにっく!
な、なにコレ?


猫耳みたいなのが頭についてるんですけど!


しかも髪色と同じ真っ黒な猫耳。



あたしは恐る恐る耳に触れてみる。


触り心地はうちの猫、ミミと同じ。


耳は短くて柔らかい毛で覆われていて、先が尖っている。


気持ちいい・・・。


・・・っじゃなくて。


そして、元々耳があった場所を触ってみると、あたかも耳が無かったかのように平らになっていた。


「ど、どうしよう。」


とりあえず、もう一回布団に潜ろう。


「こ、これは夢だよね、きっと。
目が覚めれば元に戻ってるはず!」


そう信じて目を閉じた。


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