猫耳ぱにっく!
four
屋上に着くと、ちらほらとお弁当を食べている人がいた。
ウチの学校は屋上を解放しているから昼休みを屋上で過ごしている人もいるのだ。
屋上に着くやいなや、木村君はキョロキョロと辺りを見渡す。
「彼処でいい?」
そういって木村君が指差したのは、一番奥の誰も座ってないベンチ。
ちなみに他のベンチからは死角になっている。
彼処に座るということか。
「うん。」
断る理由もなかったし、あたしはこう答え、木村君がそこに向かって歩き出したので、その後を追った。
木村君がまずベンチに腰掛け、隣に座るよう促す。
いやいや、そんなんしたら勘違いされちゃうから!
誰に、何を勘違いされるのかはわからないけど、とりあえずあたしは木村君と少し距離を空けて座った。
ウチの学校は屋上を解放しているから昼休みを屋上で過ごしている人もいるのだ。
屋上に着くやいなや、木村君はキョロキョロと辺りを見渡す。
「彼処でいい?」
そういって木村君が指差したのは、一番奥の誰も座ってないベンチ。
ちなみに他のベンチからは死角になっている。
彼処に座るということか。
「うん。」
断る理由もなかったし、あたしはこう答え、木村君がそこに向かって歩き出したので、その後を追った。
木村君がまずベンチに腰掛け、隣に座るよう促す。
いやいや、そんなんしたら勘違いされちゃうから!
誰に、何を勘違いされるのかはわからないけど、とりあえずあたしは木村君と少し距離を空けて座った。