ほしみつけた
1。ぼく
どこまでも まっくらなところに ぼくはいた。
ほかには なにもない。
あるのはぼくの てと あしと…からだだ。

ゆめでも みて いるのだろうか。

ぼくはうかんでいる。でも そらもじめんも なにもないから しょうじき わからない。

てさぐりで なんとなくわかるのは ここは かべがあること。あたたかいなにかがあるみたいなんだ。
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