流れ星の降る夜に~君とであった公園~
そうか、名前に反応してるんだ。


「両親が考えてつけてくれた名前・・それが沙羅だ!」


「沙羅・・・・・」


「そう。なのに、そんな簡単に命を投げ出すようなことをしていいの?お母さんに失礼じゃない?お父さんに失礼じゃない?」


親――


それはただいるだけだと思っていた。


だけど、違うんだ。

ガンバってわたしを・・そうだんして、名前を・・・。


そんな事を考えてたら、死ぬのが怖くなった。


そして、その場に腰を抜かしてしまった。


すると、先生がわたしを抱きしめた。

「え・・?」



なぜか、居心地がいい。



そうしていると、さっきの女の子が近寄ってきた。



「わたしは美雪!わたしがあなたを孤独になんてさせない!」



そういうと、満面の笑みでわたしを見てくれた。



このときから、美雪は毎日のようにわたしに話しかけてきてくれた。



うれしかった。あの時美雪のおかげで・・・。


「・ら」


ん?



「沙羅~?」



「あ、ごめん・・・」



「大丈夫だよ!何かあったらいつでもわたしにいいな!」



「うん!ありがと・・・」



わたしは涙をふいて微笑んだ。
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