流れ星の降る夜に~君とであった公園~
「そろそろ・・いいんじゃな・・い?」


「あ”ぁ”?お前に何がわかる?」


バシッ―――。


「いっ・・た」


拓也はわたしを叩いた。


さらに座り込んでいるわたしの髪の毛を掴んできた。



「お前に・・親友を傷付けられた気持ちなんてわかんねぇよな?」


そういうと、わたしの体中に拓也の、パンチや蹴りが何度も何度も続いた。


「ごほっ。ごほっ。」


わたしがむせていると、後ろを向いて。 


「もともと、空気ちゃんに友達なんざいねぇんだからな」


そして、拓也は車庫中に響くくらいの声をだして、笑いだした。


わたしは実感した。


これが、拓也の本性なんだ・・と。


わたしは決断した。


「拓也・・。別れよう・・。」


「あぁ・・・」


この後、拓也は地面に倒れてる男たちを思いっきり蹴って、車庫を出ていった。


わたしも少し時間がたった後に、車庫から出た。


「いっ・・た」


顔に手をあててみると、傷口から血が出ていた。


だから、近くの公園のベンチに座りハンカチで血をふいた。
< 7 / 20 >

この作品をシェア

pagetop