流れ星の降る夜に~君とであった公園~
ブゥーーーーン――――。


サイレンの音が傷に響いた。


時計に目をやると7時をまわっていた。


「・・・!やばッ・・」


自分でも気づいているのに、なぜか帰る気がおきなかった。


「あ~ぁ、帰りたくないな・・・」


ぼやきながらぼーとしているとなんだか泣きたくなった。


すると、後ろから声がした。


「・・い」


ん?


「お~い」


後を振り向くと、そこには同じくらいの年をしたような男が立っていた。
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