その…好きだ…
女「昔は…お前の方が…背ちっちゃかったのにな…」
 
俺「…あぁ…」
 
彼女は俺の胸に
顔をうずめ
呟いた
 
俺はそんな彼女を
抱き締めた
 
俺「…見ろよ…あれ」 
俺の指差す方向には 
空から落下する
一つの物体
 
そう…大型核だった 
女「…次はもっと早く…告白しろよな
待ってるから…」
 
俺「あぁ…絶対だ」
 
俺は彼女を抱き締めて
 
唇をかさねた
 
 
そして
世界が光った
 
 
それから
何年たったか
 
日本は今平和なのだろうか
 
とある公園の壁には 
今でも
抱き締めあった
二人の影が壁に刻まれている。
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