シャボン玉 *eternal love*



花ちゃんに好意を寄せている奴がフリとはいえ、俺と付き合うことに嫌悪感は持たないのか?



「別に。彼女がそうしたいならそれでいい」



輝を屋上に呼び出した。こいつにはもっと色々聞きたいことがあったから。



「なんで花ちゃんはあんなに心ちゃんを憎んでるんだよ? 輝なら分かるだろ?」


「……さあ。花が言わないことを俺がお前に言うと思う? 俺は花の味方だから」



生ぬるい風が吹いて髪が目をかすめる。



「絶対服従関係? いくら好きだからってよくあんな嫌がらせをできたよな? お前最低だよ」





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