シャボン玉 *eternal love*



俺の言葉を聞いて輝は俯いて拳を握り締めた。



「……愛斗は……好きな女の為なら何でもするだろ? 現に心ちゃんを守る為に花と付き合おうとしてるじゃん」


「お前と一緒にするなよ。もし心ちゃんが嫌がらせを手伝えって言っても断るよ。きちんと正しい道に導く。好きなら間違えるなよ」



こいつは絶対に口は割らない。完全に花ちゃんに操られてる。これ以上話していても無意味だと思ってその場から立ち去る時に言われた。



「……もし死にたいと言われても?」




――は?






< 110 / 269 >

この作品をシェア

pagetop