シャボン玉 *eternal love*



「謝罪もさせないの? 理由も分からないままでいいの?」



美姫ちゃんの言っていることは正しい。俺だって今だに本当の理由は分かっていない。


それにまだ実質的に嫌がらせは続いているんだ。


俺と彼女の仲を引き離して苦しめているんだから。




「……美姫いいよ。悔しくて悲しかったけどいつまでも引きずりたくない」



彼女は笑顔でキッパリと言った。



「心の前向きなとこ好き! 嫌なことは忘れてゲームしようぜ」



陽と彼女は二人でサッカーのゲームを始めて、俺はオレンジジュースを飲んで安堵のため息をついた。






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