シャボン玉 *eternal love*



俺の言葉に花ちゃんは黙ってしまった。



「もう止めよう……? 今までのことをきちんと心ちゃんに謝罪して終わらせよう?」


「……無理。嫌いな奴に謝りたくない」



そう言って足早に学校へと花ちゃんは歩きだした。



どうしたら花ちゃんの心の闇を救ってあげられる?


頭の悪い子じゃない。もう分かってるはずた。こんなことしても無意味。悪の連鎖……


相手を傷つけて自分だっていい気持ちしないって。



俺は輝を昼休みに裏庭に呼び出した。唯一、花ちゃんの心の闇を救える奴だと思ったから。






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