シャボン玉 *eternal love*



「それより愛斗! お前だから俺は心を諦めたけど一度でも泣かせたらすぐに奪うからな?」



グイッと胸ぐらを掴まれて真剣な目で言ってくる陽。俺はその手を取って強く握り締めた。



「泣かさないよ。絶対」



真剣な目で俺も返すと陽はため息をついて椅子に座った。



「チッ……美姫、お前イケメン好きなんだろ? 愛斗を誘惑して心を俺のもんにするの手伝えよ」



な、何言ってんだ。このチビは……



「私はイケメン好きだけど、同世代は子供に見えて嫌なんだよねぇー」



いや、美姫ちゃんも真面目に答えなくていいのに……。





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