シャボン玉 *eternal love*



「だから違うんだよ! ボーッとしていてゴミ箱と間違ってしまう時ってあるじゃん! トイレに行こうとしたら風呂場に向かうみたいな!」



……説得力ねぇー。輝を呼び出して二人で話しても誤解の一点張り。



「そもそも俺が相馬さんに嫌がらせをする理由がないじゃん! 動機は?」


「……ないよ……な」



確かにない。以前の冷たい態度をとる彼女に対して腹をたてていたわけでもなさそうだし



恋愛絡みでもない。だって花ちゃんと付き合ってるんだから。




「……分かった。もういいよ。でもさ」



廊下の壁に拳を当てて冷たい目で言ってやった。





「今回は無理やり納得するけど、二度目は誤解じゃすまさないから?」







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