となりの太郎君
「ありさ……。」

振り返った瞬間、

修司の表情は無く、
瞬きもしないまま

私の腕を掴んで、修司の方に引っ張られた。


「やめ……て?」


何か、これから恐ろしい事が待ってる様な不安が私を襲った。

「ありさ、愛してるから……。」


そう言って私を抱き上げて、ベッドまで連れて行かれた。


「修司、止めて!」
「お前が、いけないんだろ?
浮気しようとするから……。」


何…言ってるの…?

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