となりの太郎君
「ありさぁ~。
怖かったでしょ?
辛かったでしょう?もう、安心していいよ?」


「早紀…苦しい」


力任せに私を抱きしめてきたから、かなり苦しい…。


「ねぇ…、お腹の
赤ちゃんは?
何ともないの?」


荻野さんに聞こえない様にヒソヒソと耳元で聞いてきた。


「うん。
有難う。大丈夫みたい。
以外と頑丈な赤ちゃんかもね?」

「だね?」


二人で笑い合った。

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