わたくしの日々
 石焼きビビンバが彼女の前に運ばれる。凶器な程に熱された石の器の中の具を米と和わせる。
米の焦げた匂いが食欲をそそる。
更に、一旦落ち着いたビビンバにコチュジャンが入れられる。

そして、ビビンバに付いてきたワカメスープも投入された。

ジュー

激しい音と白い水蒸気が上がり、周りの客が一斉にわたくし達のテーブルに目を向けた。
勿論わたくしも驚いた。

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