俺様の飼い猫。
「ふぅ~ん…よかったじゃん日奈。」
「はぁ?どこがいいの!?」
次の日、実習室に続く廊下を葵と頼香と3人で一緒に歩く。
「悦哉君のお兄ちゃんが優しい人でよかったね。」
「どこが!?」
「優しいじゃん!!」
背も高くて可愛いというより美人でモデルみたいなのに、姉御を通り越して男らしい葵。
小動物みたいに可愛くてモテるお金持ちの嬢様なのに、謙虚で優しい頼香。
2人とも、この学校に入ってから仲良くなった。
どちらかというと、自分から仲良くなっていくあたしは、たまたま隣の席になった頼香に話しかけたの。
葵とは、頼香と一緒に行った学食が混んでて、相席したのが始まり。
それぞれ、まだグループもなかったし、バラバラな感じが逆に心地よくて自然と集まるようになったんだ。
2ヶ月経った今じゃ、毎日のように一緒にいるし。前からお互いのことを知っているかのように仲良し。まぁ、毎日のように集まってはいろんな話もしたからね。
「で、好きになりそう?」
「…何言ってんの?」
席に着いた途端に間抜けなことを言う葵に、あたしは少々キレ気味。
「日奈ちゃん、私から見ても、結構素敵な人だと思うよ?」
「頼香まで何言っ「今までいろんな人を見てきた頼香が言うんだよ!?」
だから何?と言わんばかりに、あたしは黙って2人を交互に見てから、授業道具を取り出す。
「はぁ?どこがいいの!?」
次の日、実習室に続く廊下を葵と頼香と3人で一緒に歩く。
「悦哉君のお兄ちゃんが優しい人でよかったね。」
「どこが!?」
「優しいじゃん!!」
背も高くて可愛いというより美人でモデルみたいなのに、姉御を通り越して男らしい葵。
小動物みたいに可愛くてモテるお金持ちの嬢様なのに、謙虚で優しい頼香。
2人とも、この学校に入ってから仲良くなった。
どちらかというと、自分から仲良くなっていくあたしは、たまたま隣の席になった頼香に話しかけたの。
葵とは、頼香と一緒に行った学食が混んでて、相席したのが始まり。
それぞれ、まだグループもなかったし、バラバラな感じが逆に心地よくて自然と集まるようになったんだ。
2ヶ月経った今じゃ、毎日のように一緒にいるし。前からお互いのことを知っているかのように仲良し。まぁ、毎日のように集まってはいろんな話もしたからね。
「で、好きになりそう?」
「…何言ってんの?」
席に着いた途端に間抜けなことを言う葵に、あたしは少々キレ気味。
「日奈ちゃん、私から見ても、結構素敵な人だと思うよ?」
「頼香まで何言っ「今までいろんな人を見てきた頼香が言うんだよ!?」
だから何?と言わんばかりに、あたしは黙って2人を交互に見てから、授業道具を取り出す。