この想いを君に…3
最初の第一コーナーでいきなり突っ込みそうになった…

危ない…

危ない危ない…



ヒィー!!



ナニコレ?



今、全日本で乗っているマシンとは全然違う。

当たり前だけど…



こんなものを祥太郎や光さんは簡単に扱っているのか!!



1周、走行してピットインする。



「おーい…睦海〜…」

パパが手招きをする。

あたしはマシンをチームのピット前で止めた。



「次は祥太郎と走ってみろ」



少し…顔を引き攣らせていた。



やっぱり…ダメダメなのか、あたしの走り方。
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