この想いを君に…3
「光くんが見たら妬くわよ」

ママはそう言って祥太郎の手から杓子を取り上げた。

「光さんはそんな子供じゃないよ」

祥太郎は笑うけど、ママは首を横に振って

「それが甘いの!
大人に見えても、内面はわからないよ〜?」

ママはそう言うとあたしの手を引っ張った。

「さ、じゃれてないで光さんの走行をしっかり見ないと」



ママ、たまにはまともな事を言うじゃない!!
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