この想いを君に…3
やがて。
サーキットは闇に包まれて、美しい幻想的な光があちこちで見られる。
観客席からサイリウムの光がボンヤリと浮かんで。
この真夏の祭典もあとわずかで終わる。
俺は確実に自分がすべき走行を果たしていた。
あとは祥太郎に走ってもらうだけ。
なのに!!
ボードであと1時間、走れ!!という命令が出ている。
あのな…、アホか。
もう、俺はええわ。
十分走らせて貰ったし、来年の事も考えて祥太郎が走ったほうがええ。
俺は首を横に振った。
次でピットインして交代するから。
サーキットは闇に包まれて、美しい幻想的な光があちこちで見られる。
観客席からサイリウムの光がボンヤリと浮かんで。
この真夏の祭典もあとわずかで終わる。
俺は確実に自分がすべき走行を果たしていた。
あとは祥太郎に走ってもらうだけ。
なのに!!
ボードであと1時間、走れ!!という命令が出ている。
あのな…、アホか。
もう、俺はええわ。
十分走らせて貰ったし、来年の事も考えて祥太郎が走ったほうがええ。
俺は首を横に振った。
次でピットインして交代するから。