この想いを君に…3
どんな小さなチームだって。

諦めてはいけない。



必死になってみんなが協力して、知恵を出し合って。

悩んで、泣いて。



どうしたら勝てるか。





俺の父ちゃんは。

それをいつも考えていた。



その意志を継いだそーちゃん。



ようやく今。

この耐久レースで結果を出せそうだ。





良かったな、父ちゃん。

父ちゃんの考えは間違いじゃなかったよ。

最初はまともなライダーもいなくて。

父ちゃんがそーちゃんを引き取ってライダー育てから始まったチーム。



今じゃ、こんな過酷なレースにも勝てるようになった。



30年近く掛かったけど。



…本当に良かったね
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