この想いを君に…3
10.真夏の祭典…ありがとう
やがて、カウントダウンが始まった。
祥太郎は完全に独走体制だった。
まさしく圧勝。
「3、2、1、0!!」
チアホーンがあちこちから鳴った。
サイリウムが観客席で揺れる。
そしてライダーには。
大きな、惜しみない拍手が送られる。
あたしのチームは見事優勝!
一瞬、大歓声に包まれたけど。
すぐに静まり返った。
光さんもパパも。
抱き合って号泣していたから。
祥太郎がピット前を通過するまでにみんなで前に行かなくっちゃ!!
あたしはパパと光さんの前に行くと大泣きする2人の手を引っ張ってピットロードを走って横切った。
祥太郎は完全に独走体制だった。
まさしく圧勝。
「3、2、1、0!!」
チアホーンがあちこちから鳴った。
サイリウムが観客席で揺れる。
そしてライダーには。
大きな、惜しみない拍手が送られる。
あたしのチームは見事優勝!
一瞬、大歓声に包まれたけど。
すぐに静まり返った。
光さんもパパも。
抱き合って号泣していたから。
祥太郎がピット前を通過するまでにみんなで前に行かなくっちゃ!!
あたしはパパと光さんの前に行くと大泣きする2人の手を引っ張ってピットロードを走って横切った。