この想いを君に…3
食事が終わるとホテルに行く。

あたしはパパと知樹と一緒の部屋だ。



「睦海、何か買いに行こうか?」

珍しくパパが誘う。

あたしが頷くと知樹は

「アイス買ってきてね〜!」

と、お気楽そうにベッドに横たわっていた。





「…何か悩んでいるのか?」

一緒に歩きながらパパが聞く。

「…うん」



あたしは祥太郎に言われた事をポツリポツリ話し出す。





「そっか…」

パパは苦笑いしながら頷いた。
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