この想いを君に…3
「パパー!!」

睦海はマシンを降りるなり、俺に駆け寄ってきて抱きついた。

「うんうん、良かったよ」

そう誉めると嬉しそうに笑う睦海。

その笑顔…

拓海そっくりだよ…





「むっちゃんはいつまで経ってもパパ命だね」

メカニックの至がクスクスと笑う。

照れる睦海。



「あ〜あ!」

知樹は大きな声をあげると

「またむっちゃんに負けたー」

と、頬を膨らませた。
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