この想いを君に…3
「…なあ」
光さんは送ってくれた車の中。
「学校の友達って、おるん?」
「えっ?」
突然、そんな事を聞かれて焦る。
運転する光さんを見つめると、真剣な表情だった。
「…俺も祥太郎も高校はそれなりに楽しかったから。
この前、体育祭でむっちゃんの表情が気になったから」
チラッ、と光さんはあたしを見つめた。
…何と言えばいいんだろう。
言葉が見つからなくて黙っていると。
「俺としては…」
光さんが口を開いた。
「辞めて俺の所においで、って言いたい」
光さんは送ってくれた車の中。
「学校の友達って、おるん?」
「えっ?」
突然、そんな事を聞かれて焦る。
運転する光さんを見つめると、真剣な表情だった。
「…俺も祥太郎も高校はそれなりに楽しかったから。
この前、体育祭でむっちゃんの表情が気になったから」
チラッ、と光さんはあたしを見つめた。
…何と言えばいいんだろう。
言葉が見つからなくて黙っていると。
「俺としては…」
光さんが口を開いた。
「辞めて俺の所においで、って言いたい」