この想いを君に…3
翌日。



あたしは教室に入って。

足が震えた。



パパ、ごめん。

あたし、限界だわ…



黒板に書かれたふざけた内容。



あたしが高校を卒業したら結婚する予定の事を知っているのはごく一部。



それ以外で知っているのは…



あの男子…

名前…、そう、確か交野!



「交野!!」

あたしは名前を叫んだ。





アイツは仲良しグループとニヤニヤしながらあたしを見ている。
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