今なら、君に言えるだろう
you.

 「いっしゃいやせーーっ!何名様ですか?」
 「あっ…野上で予約してるんですけど…」
 「あっこっち!」

お店の小上がりの方で手を振っている男

 「ねっなんの集まり?」

私は奥に行こうとする馨の服の袖を引っ張って聞いた

 「ん~わかんない?」

笑いながらお店の奥に行ってしまった



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