素直になれない馬鹿女




気づいてくれた…

やっと…










1人じゃないんだ














私の頭をゆっくりと撫でるお母さんの手が優しすぎて

私は、小さい頃に戻ったように泣いた。



声をあげて



喉が枯れるくらい


前が全然見えなかった









お母さんも泣いてたと思う


自分のことで精一杯だったから確かめてないけど…










お母さんの優しい手が震えていたから



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