Bloody angels
プロローグ
太陽がジリジリと照りつけ、あたりからは蝉の元気な鳴き声が聞こえてくる。季節は夏―。
「ふざけんじゃねぇよ!ぶっとばすぞ、てめぇ!!」
とある町のとある学校の裏からそんな物騒な男の声が聞こえてきた。
見ると1人の少女が4,5人の男子に囲まれている。
さっきの声はこの男子の1人が発したものだったのだろう。
こんな危険な状況にも関わらず、少女の顔には笑みが浮かんでいた。
「はぁ?ふざけてんのはどっちだよ!?あんたらが先に絡んできたんじゃん。ヤりたいなら、ヤれば?ただし、妄想の中でね♫」
「この野郎!!」
男の1人が少女に殴りかかる。
しかしそれを少女は軽々とよけ、男の顔にハイキックをぶちこんだ。
ゆっくりと倒れる男。
「ったく。あたしは野郎じゃねぇーっつうの。」
男が倒れたことを確認したほかの男子は一斉に少女に飛び掛かった。
―5分後。
少女の周りには男子が倒れており、少女は息1つ切らしていなかった。
「暑っー・・・かき氷食いてぇー!!」
少女は青い空に向かって叫ぶと、地面に落ちていたリュックを拾い上げ、慣れた手つきで男たちの財布をパクり、さっさと立ち去って行った。
「ふざけんじゃねぇよ!ぶっとばすぞ、てめぇ!!」
とある町のとある学校の裏からそんな物騒な男の声が聞こえてきた。
見ると1人の少女が4,5人の男子に囲まれている。
さっきの声はこの男子の1人が発したものだったのだろう。
こんな危険な状況にも関わらず、少女の顔には笑みが浮かんでいた。
「はぁ?ふざけてんのはどっちだよ!?あんたらが先に絡んできたんじゃん。ヤりたいなら、ヤれば?ただし、妄想の中でね♫」
「この野郎!!」
男の1人が少女に殴りかかる。
しかしそれを少女は軽々とよけ、男の顔にハイキックをぶちこんだ。
ゆっくりと倒れる男。
「ったく。あたしは野郎じゃねぇーっつうの。」
男が倒れたことを確認したほかの男子は一斉に少女に飛び掛かった。
―5分後。
少女の周りには男子が倒れており、少女は息1つ切らしていなかった。
「暑っー・・・かき氷食いてぇー!!」
少女は青い空に向かって叫ぶと、地面に落ちていたリュックを拾い上げ、慣れた手つきで男たちの財布をパクり、さっさと立ち去って行った。