華は色付いて
目覚めた先
「・・・?」
一人の赤茶の髪の男
幼い顔立ちで、まるで女子のように大きな瞳
背も男にしては低い
大体153かそこらだろう
高く一つに結い上げいる髪が風に揺れた
彼は自分のお気に入りの木の下で眠る少女を見て眉を潜める
「先客がおったのか」
どうしたものか、とため息をついた
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