私の王子様-先生【完】




『触ってくれないから…』




言っちゃった…


あぁ~恥ずかしい!!


言われた当の本人はというと…



「お前な~」



と言って頭をかいている。



「お前な俺だって我慢してるんだぞ?」

「はい?」

「お前が悪いんだからな?」



ますます…



「はい?!」




先生は私の荷物を持ち私の腕を引っ張った。




「先生!!ちょっと!!」



突然の行動に頭はついていかない。


一体どうしたって言うの~?!







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